糖鎖ラボTOP


糖鎖とは


身近な糖鎖技術

血液型と糖鎖

生命科学の基礎

レクチンと糖鎖

ヒアルロン酸と糖鎖


健康と糖鎖


妊娠と糖鎖

免疫と糖鎖

アレルギーと糖鎖

肝機能と糖鎖

糖尿病と糖鎖

高血圧と糖鎖

関節リウマチと糖鎖

うつ病と糖鎖

癌と糖鎖

認知症と糖鎖

発達障害と糖鎖


映像で見る糖鎖


糖鎖研究の未来


糖鎖の主要研究機関

オススメ糖鎖サイト


糖鎖の注目News

糖鎖工学最新News

Twitter tousatechでも
糖鎖工学ニュースを配信

サイト内検索

関連サイトのご案内

糖鎖ショップ

ペットの糖鎖公式ページ

糖鎖ブログ

糖鎖ショップブログ

糖鎖ラボ中の人ブログ

 

糖尿病と糖鎖

今や、国内で糖尿病が強く疑われる人は800万人を超えています。日本人は、小太り程度の肥満でも糖尿病が発生しやすい傾向にあります。その原因の1つとしてはインスリンを分泌する膵臓のβ細胞が弱く、分泌量は欧米人の半分程度と言われています。更に、多くの日本人は脂肪を蓄積する倹約遺伝子が多いことも指摘されています。

インスリンで血糖値が下がる仕組みインスリンで血糖値が下がる仕組み

食事をすると血液中のぶどう糖(グルコース)が増え、そのぶどう糖濃度を下げるため、β細胞表面にあるぶどう糖トランスポーター2(Glut-2)と呼ばれる糖タンパク質によってぶどう糖がβ細胞に取り込まれ、その刺激でインスリンが分泌され血糖値が下がります。つまりGlut-2糖タンパク質はβ細胞内にぶどう糖を取り込むセンサーの役割を果たしています。

I型糖尿病とII型糖尿病I型糖尿病とII型糖尿病

血糖値やヘモグロビン分子にぶどう糖が結合し過去1~3ヶ月間の平均血糖値を示すヘモグロビンA1Cが一定の基準を超えている場合を糖尿病と言い、I型とII型に分類されます。

I型糖尿病は膵臓のβ細胞が自己免疫的などの理由で破壊されて、血糖値を調整するインスリンが作れなくなり糖尿病に至るタイプです。

II型糖尿病は血中にインスリンは存在するが肥満などを原因としてインスリンの働きが悪くなる(インスリン抵抗性)か、β細胞からインスリンの分泌量が減少(インスリン分泌不全)し結果的に血糖値の調整がうまくいかずに糖尿病になるタイプです。なお、I型II型以外にも妊娠糖尿病などもあります。

糖尿病の合併症糖尿病の合併症

個人差がありますが、一般に糖尿病になると10~20年後に合併症が出てきて生活に大きな支障をきたすようになります。従って、合併症を回避するためには早期に発見して対策を講じる必要があります。なお、主な合併症としては以下の3つを挙げることができます。

糖尿病網膜症
血糖値が高い状態が継続すると、血管に多くの負担がかかり細かい血管が密集している網膜が痛められ、ひどくなると失明します。

糖尿病腎症
血糖値が高い状態が継続すると、腎臓の糸球体の毛細血管に障害が発生します。そして腎機能が低下して、尿中にタンパク質が出たり、血圧が高くなったりむくみがでます。進行すると、腎不全から尿毒症になり人工透析が必要になります。

糖尿病神経障害
高血糖が続くと知覚神経や運動神経、自律神経など全身の神経に障害が発生します。知覚神経や運動神経などに障害が発生すると、足が痺れたり痛んだり、こむら返りなどの症状が特に夜間に多く起きます。また、自律神経に障害が発生すると、立ちくらみ、排尿異常、便秘、下痢などが起きます。場合によっては体の一部が死んでしまう糖尿病性壊疽になることもあります。

糖尿病(インスリン)と糖鎖は続きで説明します。

次のページ

1 / 2

糖鎖はダイナトーサ